胃カメラについて

胃カメラ

一般的に胃カメラと呼ばれる検査は、正しくは上部消化管内視鏡検査と言います。口または鼻から内視鏡をいれて、咽頭や喉頭、食道、胃、十二指腸の病気の診断を行うことができます。胃カメラというと過去につらくて苦しい検査というイメージをもっている方もおられると思いますが、当院では最新の設備や技術を用いて苦痛なく内視鏡検査をうけていただけるように心がけています。

内視鏡治療の技術は進んでおり、早期であれば胃がんや食道がんなども内視鏡で切除できるようになっています。しかし、食道がんや胃がんは早期の段階では症状はでることはありませんので、症状がなくても検査をする必要があります。早期で発見するためには胃カメラはとても大切な検査です。40歳を過ぎた人、ピロリ菌の感染がある人は、がんの予防・早期発見のために定期的に検査をうけることをお勧めします。ぜひ一度、ご相談にいらしてください。

当院の特徴

眠っているような状態で胃カメラを行い、苦痛を感じないようにする方法で、点滴で鎮静剤や鎮痛剤を適量入れます。とても楽に検査を受けられるため、当院では希望される方にこの方法を使って胃カメラを行っています。
検査後は30分程度休んでから帰宅してもらっています。
フワフワした感じが残りますので、検査後の運転は禁止で、公共交通機関をご利用くださいと、どこの病院もホームページに書いています。これは患者さまの安全のために大事ではありますが、不便なことだと思われます。当院では内視鏡検査の方は自宅までの送迎を行っています。お問い合わせください。

 

胃や腸がしぼんだ状態では、検査のときに粘膜面がよく見えませんので、通常は空気を送り込んで膨らませています。しかし、空気で膨らませると、不快な腹部膨満感があり、それが検査後もしばらく続いてしまいます。当院では空気ではなく、吸収の早い二酸化炭素を使うことでおなかの張りを大幅に抑えています。二酸化炭素は息で自然にでていくので体に溜まって負担になることもありません。ほとんどの場合、検査終了時にはすでにおなかの張りはなくなっています。
当院では胃カメラ、大腸カメラのすべての症例に二酸化炭素を使用した検査をおこなっています。

 

当院では、胃カメラと大腸カメラを同日に受けられます。通常の大腸カメラのときと同様に腸をキレイにする薬を飲んでもらって、便がキレイになったら、まず胃カメラをうけていただき、その後連続して大腸カメラとなります。
別の日に改めて検査を受ける必要がないためスケジュールが立てやすく、さらに再診料なども1回分で済んで、お得です。

 

大病院では胃カメラは午前中の検査としているところが多いですが、仕事や学校で時間がとれない方も内視鏡検査が受けられるようにしました。仕事や勉強を優先させすぎて、病状を重くしてしまう方も多いです。ぜひ、ご来院してください。

経口内視鏡(口からの胃カメラ)と経鼻内視鏡(鼻からの胃カメラ)

経口:舌の付け根を通るので吐き気やエヅいたりしやすいが、より安全。
経鼻:吐き気やエヅきが少ないが、鼻血がでることがある。

 

経鼻と経口内視鏡の直径の差は3mmほどですが、意外と大きい違いがあります。どちらも良いところ悪いところがありますので、当院ではどちらの内視鏡も常備しており、患者さんと相談してより適していると思われる方で検査をします。

 

経口

(良いところ)画質がよい。胃の洗浄がしやすく検査精度が上がる。
(悪いところ)舌の付け根を刺激するので、エヅきやすい

 

経鼻

(良いところ)エヅいたりの不快感が少ない
(悪いところ)胃の洗浄が不十分になることがある。検査に時間がかかる。鼻血がでることがある。

胃カメラの流れ

1.検査前

前日の夕食は、消化のよいものを夜9時までに食べます。お茶やお水などの透明な飲料水は検査の直前まで飲んでもらっていいです。昔は水も取らないようにと説明されていた方もいらっしゃると思いますが、脱水予防のためには水分は我慢しないでください。

 

2.検査当日

食事はとらずに来院してください。お薬を飲んでいる方は、事前の指示に従ってください。

 

3.検査

検査用ベッドに横になってください。詳しく見るために、色素をつかったり、組織を採ったりします。だいたい4分~10分程度の検査時間になります。

 

4.検査後に結果説明

鎮静剤を使用した検査では、検査終了後、30分程度や休んでいただき、状態を確認してから結果説明をします。鎮静剤を使用していないときはすぐに説明できます。

 

■検査費用(目安)

項目 1割 3割
胃カメラのみ 2000円 6000円
胃カメラ+ピロリ菌検査 3000円 9000円
胃カメラ+病理検査 4000円 12000円

※使用する薬剤の種類や点滴によって、お値段は変わりますので目安にしてください。
※内視鏡検査前の診察料や事前血液検査は含まれていません。
※病理検査は胃の組織の一部を採取して顕微鏡で詳しく調べる検査です

胃カメラでわかる病気

咽頭がん、逆流性食道炎、好酸球性食道炎、食道がん、バレット食道、急性胃炎、慢性胃炎、胃潰瘍、胃ポリープ、胃がん、悪性リンパ腫、胃粘膜下腫瘍、ヘリコバクターピロリ感染、胃アニサキス症、十二指腸炎、十二指腸潰瘍、十二指腸ポリープ、十二指腸乳頭部腫瘍など

大腸カメラについて

下部消化管内視鏡検査は一般的に大腸カメラと言われています。この検査では肛門から、先端に高性能カメラがついた直径1㎝のチューブを挿入して大腸全体と小腸の一部を観察します。
大腸カメラは粘膜を直接観察できるため、腹痛・便潜血・下痢、便秘・血便などの原因となる大腸ポリープや炎症性腸疾患、そして年間8万人以上がかかって、がんの部位別では第2位になっている大腸がんを最も正確に診断する検査です。
便潜血検査や血液検査での腫瘍マーカー、注腸X線検査といった従来の大腸検査では、見つけられなかった早期がんが大腸カメラでは発見できます。そのため、最近では、大腸がんの予防と早期発見に、症状が無くても積極的な大腸カメラが推奨されています。

大腸カメラでわかる病気

大腸ポリープ、大腸がん、大腸憩室症、大腸メラノーシス、潰瘍性大腸炎、クローン病、虚血性腸炎、出血性腸炎、偽膜性腸炎、感染性腸炎、悪性リンパ腫、大腸粘膜下腫瘍など

大腸がんについて

大腸にできるポリープは胃とは異なり腺腫という腫瘍性のポリープが多くを占めます。大腸がんは洗顔というタイプのがんが多く、ごく一部の場合を除けば、この大腸腺腫が悪性化して発症します。したがって、悪性化する前の段階、つまり腺腫のうちに切除してしまうことで大腸がんの予防が可能になります。当院では、その場で切除可能なポリープに関しては日帰り手術を行っています。外科手術が必要なものや、大腸カメラで切除可能でも大きいものは切除するときに出血する可能性が高いので、市立柏原病院や、八尾徳洲会病院や他の病院など、患者さんの希望する関連施設で入院を紹介します。週1回は院長自身も八尾徳洲会病院で、入院を必要とするような大きいポリープの内視鏡治療を担当していますので、そちらもご利用ください。

当院の大腸内視鏡検査(大腸カメラ)の特徴

  1. 大腸カメラの前には前処置という、下剤を大量に飲んで、何度も排便してもらう必要があります。汚れたトイレや、他人との共有に抵抗があるかたも多いと思います。当院では気兼ねなく、前処置を行っていただくために医院設計の段階からこだわりました。大腸カメラを受けられる患者さまには、ひとりずつ専用のトイレを用意します。他人とトイレを共有することはありません。
  2. 前処置のときに、リラックスして下剤を飲んでもらうために、カフェのような広い待合室を用意しました。Free-Wi-fi、テーブルコンセントを設置しました。ご自由にお過ごしください。
  3. 下剤は現在数種類が発売されており、それぞれ飲み方、飲んでもらう量が異なります。特に患者さまにとっては味も大事な要素です。それぞれの患者さまに応じて、最も飲みやすいと思われる下剤を提案します。希望があればお伝えください。
  4. 下剤が飲めないかたも多くいらっしゃいます。
    どうしても、下剤の内服がダメなかたには、下剤を飲まずに検査を行う方法も提案します。いままで、下剤で吐いてしまった方、味が合わない方、量がそんなに飲めない方、前回の下剤が苦しかった方、そういった方でも検査を安心してうけていただけるような方法を提案します。

 

居眠りをしているような状態で大腸カメラを行い、苦痛を感じないようにする方法です。点滴で鎮静剤や鎮痛剤を注射します。とても楽に検査を受けられるため、当院では希望される方にこの方法を使って大腸カメラを行っています。
検査後の30分程度は休んでから帰宅してもらっています。
フワフワした感じが残りますので、検査後の運転は禁止で、公共交通機関をご利用くださいと、どこの病院もホームページに書いていますがこれは患者さまにとって不便なことだと思われます。当院では内視鏡検査の方は自宅までの送迎を行っています。お問い合わせください。

 

大腸カメラ検査ではしぼんだ腸を膨らませることでしっかり観察ができます。通常は空気を送りこんで腸を膨らませていますが、不快な腹部膨満感が起こりそれが検査後もなかなかおさまりませんでした。当院では空気ではなく、吸収の早い二酸化炭素を使うことでおなかの張りを大幅に抑えています。二酸化炭素は吸収されやすいだけではなく、息で自然に排出されるため、体への負担も少なくなっています。ほとんどの場合、検査終了時にはほぼおなかの張りがなくなっており、腹部膨満感が残ることはありません。
当院では大腸カメラだけではなく、胃カメラもすべての症例に二酸化炭素を使用した検査を行っています。

 

当院では大腸の観察性能の向上をはかり、早期診断、早期治療ができるように、日本で発売されたばかりの、FUJIFILMの内視鏡システムを導入しています。

 

当院で採用している大腸内視鏡は、いずれも大腸内視鏡としては細径でしなやかなものです。太くて固い内視鏡は術者にとってはやりやすいのですが、挿入時に痛みを伴いやすいです。当院では、術者はテクニックを要しますが、患者さんの痛みが大幅に軽減される細径内視鏡を導入しました。

 

当院では、胃カメラと大腸カメラを同日に受けられます。通常の大腸カメラのときと同様に腸をキレイにする薬を飲んでもらって、便がキレイになったら、まず胃カメラをうけていただき、その後連続して大腸カメラとなります。
別の日に改めて検査を受ける必要がないためスケジュールが立てやすく、さらに再診料なども1回分で済んでお得です。

 

大病院では大腸カメラは午後からの検査としているところが多いですが、仕事や学校で時間がとれない方も内視鏡検査が受けられるようにしました。仕事や勉強を優先させすぎて、病状を重くしてしまう方も多いです。ぜひ、ご来院してください。

 

検査時に大腸ポリープが発見された場合、その場で切除することが可能です。大腸ポリープはガン化する可能性がありますので、切除することでガンの予防にも繋がります。また入院治療が必要と判断したものに関しては、専門病院を紹介します。

通常の大腸カメラの流れ

  1. 検査前
    検査前日の食事制限はありませんが、便秘気味の方は大腸検査用の食事を指示しますので、受診時に相談してください。
  2. 検査当日
    「前処置」
    検査4時間前から1.5リットル程度の下剤をのんでもらい、腸をキレイにします。当院では2階に大腸カメラ患者さんの専用トイレをそれぞれの患者さんに用意しています。自宅で飲んでもらってきても大丈夫です。
    「検査準備」
    更衣室で検査着に着替えてもらい、鎮静剤投与のための点滴を行います。
  3. 検査
    ベッドに横になっていただき、照明を落として暗くします。恥ずかしいと感じる方も多い検査ですのでプライバシーにも十分配慮しています。盲腸までの大腸と小腸の一部を観察する時間は、だいたい15分程度です。病気が見つかった場合には、必要に応じて、組織を取って検査します。ポリープが見つかった際には、必要であれば切除しますので時間が長くなることがあります。検査終了後は、リカバリー室で30分程度はゆっくり休んでいただき、鎮静剤の効果がなくなったらお着替えとなります。
  4. 結果説明
    鎮静剤の効果が切れたら画像をお見せしながら結果を説明します。

 

■検査費用(目安)

項目 1割 3割
大腸カメラのみ 2000円 6000円
大腸カメラ+ポリープ切除 8000円 24000円

※使用する薬剤の種類や点滴の有無によってお値段が変わります。
※内視鏡検査前の診察代や事前血液検査代は含まれていません。
※病理検査は、大腸や小腸の組織を一部採取して、ガン細胞がまれていないか、炎症はどの程度かなどを顕微鏡で詳細に調べます。
※大腸カメラのときに大腸ポリープを切除した際は「内視鏡手術」扱いとなりますので、民間の保険に加入している方で条件を満たす場合は保険金の請求が可能です。かかった金額以上の保険金が支払われるケースが多く費用の負担が少なくて済みます。保険会社に問い合わせしてください。

下剤を飲まずに大腸カメラ

これまでの大腸カメラは大便をすべて洗い流すために、2リットルもの下剤を飲む必要がありました。しかし、これだけの量を飲むのは患者さんにとっては苦痛です。最近は、味を工夫して飲みやすい薬もでてきていますが、それでも1リットル以上は必ず飲む必要がありますし、味がどうしても合わないひともいます。
そこで、ほりもと内科消化器クリニックでは、内視鏡的洗浄液注入法を行うことで患者さんの負担を減らしています。午前中に鎮静剤で眠っている状態で胃カメラをうけていただき、下剤を注入します。その後は2~3時間で排便が終わり、腸がキレイになります。
過去、下剤が飲めなかった、吐いてしまった、つらかったというトラウマをお持ちのかたでもほとんどが問題なく検査を受けていただけます。一度ご相談ください。

消化器内科

みぞおちが痛む、胃の調子が悪い、食欲がない、胸やけがする、便が細くなった、下痢が続いている、黒色便や血便がでるなどの不調を感じたとき、健診や人間ドックで異常を指摘された時などご相談ください。
血便の原因になる病気は、大腸癌・ポリープ、結腸憩室症、感染性腸炎、虚血性腸炎、抗生物質起因性腸炎、いぼ痔、切れ痔などの原因があり、大腸内視鏡検査ではっきり診断できます。下痢がつづくのは、クローン病、潰瘍性大腸炎の炎症性腸疾患、腸結核やサイトメガロウイルス腸炎、赤痢アメーバや過敏性腸症候群などの腸の病気はもちろん、慢性膵炎などの膵臓の病気や、内分泌疾患(甲状腺や副腎ホルモンの異常)などが原因にありますので、全身をしっかりみていく必要があります。
腹部エコー検査での身体的負担・経済的負担の少ない診療や、細い内視鏡に適切な鎮静剤を併用した苦痛の少ない内視鏡内視鏡検査、消化管早期がん診療には特に注力しています。

糖尿病

糖尿病とは?

2017年10月の厚生労働省から糖尿病実態調査が発表されました。糖尿病と予備軍を合わせると2000万人もいるそうで、非常に一般的な病気です。原因は、膵臓から出る、血糖値を下げるホルモン(インスリン)の働きが弱かったり、量が少ないなどの原因で血糖値の調整ができずに、高値になってしまうことです。高血糖が続くと、糖尿病合併症(神経障害・網膜症・腎臓病)や、脳梗塞、心筋梗塞などを引き起こす可能性もあります。
しかし、定期的な通院による治療と、これまでの生活習慣を見直すことによって血糖値を良い状態にコントロールすることで、合併症の発症や進行を防ぐことができます。

糖尿病の症状は?

糖尿病ははじめは症状が出にくい時期が長期間つづきます。この間に気が付かないままいろいろな合併症が進行しますので早期に治療を開始することが大事です。

 

次のような症状がないか、チェックしてみてください。

 

 

あてはまる数がおおければ糖尿病の可能性が高いです。

 

 

という場合も糖尿病になりやすいです。一度検査をうけてみてください。

 

当院では院内にarkray社のADMAS A1c mini、AUTION ELEVENを採用しており、血糖値とHbA1c(ヘモグロビンエーワンーシー:糖尿病の大事な血液検査項目)を至急で指先だけの微量採血で測定できるようにしており、採血して30分以内に結果を説明できるようにしています。尿検査でも腎臓の働きの目安になる尿タンパクはもちろんですが、尿中微量アルブミンとクレアチニンを同時測定することにより、正確な腎機能の評価を行うことができます。

糖尿病の患者さんは一般のかたより癌になりやすい

糖尿病の治療は血糖値を低い値で維持することですが、それだけでは実は不十分です。糖尿病の患者さんは、血糖値が正常の方に比べるとガンになる確率が高いことが分かって、とくにお腹の臓器のガンになることが多いです。当院では、消化器専門医・肝臓専門医として、腹部エコー検査、胃カメラ、大腸カメラによりおなかのガンが無いかを全体的にチェックできます。糖尿病の患者さんには糖尿の治療のみならず、全身のリスク管理をしていただけるように適切な検査を提案させていただきたいと思っています。

高血圧

血圧が高いことは悪いのか?

人間の血圧は、運動したり緊張したりすると200mmHg以上に上がります。しかし、安静にしていたり、眠っているときには、120mmHg以下まで下がってくるのが通常です。
運動のときには、筋肉が多くの酸素を必要とするために、血圧を上げて、血液を手足の隅々までまわそうとします。しかし安静時にはそれらが必要ないわけで、必要ないときにはきっちり血圧が下がらないといけません。
高血圧の患者さんは、安静時にも血圧が下がらないということが問題です。そうなると血管が常に高い圧にさらされてしまい、血管の動脈硬化が進み、最終的には血管自体が閉塞すると心筋梗塞や脳梗塞、腎不全などを、血管自体が破れると脳出血などを引き起こしてしまいます。

血圧をしっかり下げたほうがいい患者さん

心臓に病気(心不全・心房細動・心臓弁膜症)、大動脈の病気(腹部大動脈瘤・胸部大動脈瘤)、糖尿病やコレステロールの病気をお持ちの患者様は、悪化の予防のために、さらに厳しい血圧管理が求められています。

治療の原則はまず生活習慣の改善

食事の塩分が多いと血圧はあがります。治療の第一は普段食べている塩分を制限していただくことです。一般的に人が一日にとっても問題の無い塩分量は10gと言われています。食事での塩分の摂取を控えるようにしましょう。またおなかの脂肪が多いと血圧は高くなります。体重を減らすこと、食事を減らすことで血圧を下げることができます。
ストレスや、体を動かさないデスクワーク等も血圧を上げる要因となります。毎日適度な運動を行うことで血圧が下がり、降圧薬を中止できることもあります。

生活習慣の改善で血圧が下がらない場合は薬が必要

血圧の薬は多数あり、患者さんに応じて種類を変更しています。最近では飲みやすくするような工夫がされていたり、1個で2つの効果を持つような合剤といわれる薬もあります。患者さんに最適と思われる薬を、いっしょに考えていきましょう。

コレステロール

高コレステロール血症(高LDL血症)は何が悪いのか?

悪玉コレステロールであるLDLが多かったり、善玉コレステロールであるHDLが少ないと、動脈硬化が早く進行し、脳梗塞や心筋梗塞などの致命的な合併症を引き起こすことが知られています。

まずは患者さんのリスクを知る

健康診断や人間ドックなどで、LDLが高いからと言われたからといって全員がすぐに治療開始というわけでは有りません。その患者さんにお薬などによる治療スタートが必要かどうかは、その患者さんのリスクをまずは調べていきます。
心筋梗塞を起こしたことのある患者さんは、低すぎるぐらいにLDLを下げないといけませんし、糖尿病や慢性腎臓病などの病気がある患者さんもしっかりLDLを下げておく必要があります。そういった病気もなく、LDLだけが少し高いという患者さんは、そのことが引き起こす病気の確率を説明します。それを聞いていただいた上で、治療を開始するか様子をみるかを判断していきますので、それぞれの患者さんによって治療方針が異なります。ご自身が納得して治療を受けられるようにサポートします。

コレステロールの治療

動物性脂肪食を控えること。禁煙、減量や定期的な運動、禁酒でも改善しますので、それらの生活指導がまずは重要です。血液中のコレステロールは大まかに、食事から吸収されるものが半分、そして体内で作られるものが半分程度と言われています。なので、運動もしているし痩せているのにコレステロール値が高い患者さんもいます。そのような患者さんは特に、食事制限や生活習慣の改善だけではコレステロールの数字を下げることができません。その場合内服薬の治療を受けていただくことになります。

動脈硬化

動脈硬化とは

動脈は酸素を運ぶ血管です。「動脈硬化」とは、名前のとおり動脈が硬くなることですが、動脈が硬くなると本来のしなやかな動きができなくなり、血液をうまく送ることができません。さらに、固い血管は壁に傷を作りやすく、その小さな傷にプラークと呼ばれる余分なものがへばりつくなどして、血管が詰まったり血流が悪くなる状態になります。そうなると心臓に負担をかけたり、体の大事な臓器に酸素を送れなくなって、脳梗塞や心筋梗塞など死を招く病気を引き起こしてしまうのです。
動脈硬化症は様々な病気の前段階であることから、多くの患者さんがいると想定されています。推定では780万人程度の患者さんがいらっしゃるのではないかとされています。
動脈硬化症は高齢になり突然発症するのではなく、無症状のまま悪化していきます。命の危険もある「動脈硬化」ですが、危険因子を避け、食事、運動などに気をつければ、予防することができ、進行を食い止めることも可能です。

動脈硬化の原因は?

高血圧、高コレステロール血症、糖尿病、生活習慣、遺伝、年齢などがあげられます。これらの原因を取り除くことが、動脈硬化の予防、改善につながっていきます。

 

  1. 高血圧
  2. 高コレステロール血症
  3. 糖尿病
  4. 生活習慣
    「偏った食生活」

    動物性油の取りすぎや、夜食や間食が多い、かむ回数が少ない、食べ過ぎ、飲みすぎ、野菜や果物を摂取していないなど食生活に偏りがないでしょうか。
    「たばこ」
    たばこの煙にはニコチンや一酸化炭素などの多くの有害物質が含まれています。喫煙すると、ニコチンが交感神経系を刺激するため、血圧が上がり、脈拍数が多くなります。
    「飲み過ぎ」
    長い間、多量にアルコールを摂取し続け日々の飲酒量が多いほど、高血圧リスクも高まることがはっきりしてきました。アルコールを少しだけ飲む人は、まったく飲まない人よりも死亡率が少ないことも分かっています。適量を守ればよいのですが、飲みすぎは良くありません。
    「ストレス」
    ストレスをためることは多くの病気の原因になり、特に、高血圧の原因となり得ます。ストレスが加わると、脈拍数を増やしたり血管を収縮させたりする働きのある交感神経の活動が高まるだけでなく、副腎皮質ホルモンが盛んに作られるようになります。これによってコレステロール値・血糖値が上昇し、動脈硬化による病気も起こりやすくなるのです。
    「肥満」
    肥満の人は血液中の脂肪が過多になりやすく、さら高血圧・高尿酸血症・糖尿病を合併しやすいので注意が必要です。また、動脈硬化のほかの危険因子にも大きな影響を及ぼすため、肥満は治療すべき病気です。
    BMI値=体重(Kg)÷[身長(m)×身長(m)]を計算してみてください。
    25以下でしょうか?
  5. 年齢
    年齢を重ねるにつれ、血管の壁が厚くなって、血管内部も狭く硬くなり、柔軟性を失っていきます。高齢になるほど動脈硬化は進みますが、最近は20歳代でも心筋梗塞になったりしており、若いからといって油断は禁物です。

 

動脈硬化の症状は?

動脈硬化が進行し、血管が詰まるなどして他の病気になって初めて、動脈硬化症であったことが分かることもあります。初期の段階での症状は全くないでしょう。動脈硬化症が進行すると、以下のような症状や病気がみられるようになります。

 

首の血管:脳梗塞、めまい
脳の血管:脳梗塞、脳出血
心臓の血管:心不全や狭心症、心筋梗塞
腎臓の血管:腎硬化症、慢性腎臓病
手足の血管:閉塞性動脈硬化症

 

いずれも命の危険や、日常生活が送れなくなったりする病気ばかりです。動脈硬化症は、これらの病気の引き金となることを認識することが大切です。

動脈硬化の検査は?

当院ではリスクの高い患者さんには、1年に1回程度で、頸動脈エコーやABI測定を行い、動脈硬化の進行がないかチェックしていくことにしています。いずれも全く身体的負担はない簡便な検査ですので、安心して相談してください。

証明書について

どの診断書・証明書も予約は不要です。できれば事前に検査内容を当院に確認ください。

入学・入社時の健診と診断書

指定された検査内容はそれぞれ異なりますので、学校や会社に確認して下さい。証明書も、指定のものが必要なのか、当院のもので良いのか確認しておいてください。

法定伝染病(インフルエンザ等)の診断書・治癒証明書

学校や会社で指定した証明書用紙があれば持ってきてください。なければ当院の所定のものを発行します。

介護保険主治医意見書

事前に診察が必要で、記載箇所も多いですので、後日のお渡しでおねがいします。

ただし診察だけでは判別難しい点もありますので、日常的に介護されているかたとも一度お話させてください。

特定疾患(難病)

事前に診察と検査が必要ですので、後日のお渡しでおねがいします。

便潜血検査

検診で広く使用されている方法で、専用の細い棒で便の表面をとって便の一部を検査に出すだけの簡単な検査です。この検査だけで大腸がんのすべてがわかるわけではありませんが、消化管のどこかで出血していたり、がんが隠れている可能性があります。大腸がんは増えているので、その早期発見のためには有用な検査です。
便潜血検査は、大腸がん検診として公費で受けることができます。柏原市では、がん検診制度を利用すると40歳以上のかたは無料です。検査はいつも診てもらっているかかりつけ医院で受けることができます。
もし検査で陽性と言われたかたは放置せず早めに受診してください。

訪問診察

まだ具体的な方法などは検討中ですが、患者さんの要望がありましたら、相談に乗りたいと思っています。

まずは一度受診してください。

予防接種

当院では各種予防接種が受けられます。予防接種は在庫の確認が必要ですので、事前にお電話で予約をおねがいします。

予防接種が受けられない場合

インフルエンザワクチン

10月初めから2月ごろに接種します。料金はお問い合わせください

高齢者肺炎球菌ワクチン

平成27年4月から開始になっています。まだこのワクチンを一度も摂取してない人で、今年度に65、70、75、80、85、90、95、100歳になる人が対象です。公費の助成もありますので詳しくは市役所にお問い合わせください。

B型肝炎ワクチン

随時うけつけています。料金はお問い合わせください。

麻疹ワクチン

随時うけつけています。料金はお問い合わせください。

その他のワクチンも予約いただければ用意できます。受けつけに相談してください。

ご予約はこちら